2012年周年幹事会を開催

3月16日(金)、周年幹事会が学士会館で開催されました。2009年4月に紙上開催された幹事会で導入された周年幹事制度(詳細は下記参照)にもとづき、本年、周年幹事に該当する方を招集したほか、卒業55、45、35周年という具合に5の奇数倍の幹事の方にもご案内しました。

忙しい中お集まりいただいた出席者からは、同窓会会員や総会への出席者を増やすためのアイディアや会費未納が増えている問題等について活発な意見が出されました。総会に出ても同期生が来ていないとつまらないので誘いあわせて出席する工夫であるとか、未入会の同期生への勧誘など、幹事に果たしてもらう役割が重要との意見も出されました。事務局からは出席の幹事各位に、ホームページ「会員の消息」に同期会開催についての投稿、及び同期の名簿のアップデートの協力を要請しました。

頂戴したご意見やご要望は今後の同窓会活動に活かしていくように努めたいと思っております。

(総務部)

周年幹事制度における周年幹事の活動とは次のようなものです。
  1. 1) 当同窓会の周年幹事は、卒業50、40、30、20、10周年の会員とする。
  2. 2) 周年幹事は、総会や、同窓会ゴルフ会などの行事に、積極的に参加して頂く。
  3. 3) 総会後の懇親会の席上で、出席の周年幹事は自己紹介を行い、同期会の活動や仲間の近況などを披露する。
  4. 4) 各周年幹事の代表は、同窓会業務部が主宰する講演会、懇親会等の行事について協力する。
  5. 5) 必要に応じて、各周年幹事の代表と同窓会関係部(業務部、総務部、ゴルフ委員会)との打合せ会を開催する。

2011年度最優秀卒論賞を授与

2012年3月16日 周年幹事会
(新卒業生の皆さん)
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2010年の定例総会で在学生に対し「奨学金」を授与することを決定し、昨年第1回の「奨学金」が最優秀卒業論文に対する賞金という形で実現しました。今年も昨年と同様な形で授与しましたが、今後ともこの「奨学金」が在学生にとって少しでも励みになることを願っています。


今年はアメリカ科の第60期卒業生として10人が巣立ちました。60年間の卒業生(大学院を除く)は合計539人を数えますが、新卒業生が諸先輩の方々と同様、今後様々な分野で活躍されることをお祈りいたします。


賞金の授与に関して、能登路雅子さん(20期)と受賞者の山下恵理子さんから、以下のような言葉が寄せられました

アメリカ科最優秀卒業論文賞について
教養学部教授 能登路雅子
アメリカ科では英語による卒論は必修であり、また学生にとっては駒場での勉学の集大成でもあります。今年の卒論提出者は10名で、1月末に教員、4年生および下級生が参加して、口述審査会が行なわれました。昨年に引き続き、同窓会のご厚意による賞金も授与することができました。卒業生の皆様のご配慮に、改めて感謝申し上げます。
 以下は最優秀卒論賞を受賞した山下恵理子さんによるお礼の言葉と論文要旨です。

山下恵理子
この度は、最優秀卒業論文賞を頂き、誠に有難うございます。アメリカ科同窓会の諸先輩の皆様に深く御礼申し上げます。このような栄誉ある賞を受賞でき、大変光栄に思います。今後ともアメリカ科で学んできた経験や知識を活かし、社会人として日々精進して参りたいと存じます。


Tribal Survival: Skull Valley Band of Goshute Indians’ Pursuit of Tribal Sovereignty
(部族としての存続:スカルバレーのゴシュート・インディアンにおける部族主権の追求)

今日、居留地に住む多くの先住民部族は貧困や高い失業率により、厳しい生活を強いられている。それ故、居留地からの人口流出が進み、一つの部族としての存続が危ぶまれている。こうした危機に陥っている部族として、ユタ州に住むスカルバレー・ゴシュート部族を取り上げた。経済開発による貧困脱却を目指し、部族政府は自らの居留地に核廃棄物施設を誘致する決断をした。しかし、この決断は部族内部からの反発を招き、部族内分裂を引き起こすこととなる。この対立は「経済開発か文化伝承か」という二項対立で論じられる傾向にあるが、実は「部族内部において、誰が部族自治権を行使する主体なのか」という部族自治権問題がその根本にある。迷惑施設誘致賛成派と反対派の両者共、それぞれ部族の存続における部族自治権の重要性を認識している一方で、その定義・行使方法を異にしている。両者とも意見を擦り合わせ、歩み寄ることなく、部族内部において部族自治権行使の権利獲得を巡り対立を深めているのである。

しかし、皮肉なことに部族自治権は連邦・州・郡政府、民間電力会社等の外部勢力によって常に侵されてきたのであり、実際には部族自治権の行使は実現されたことがないと言える。それでもなお、部族内部分裂を招きながらも部族自治権を追求し、その実現を目指すという点にこの先住民問題の複雑さが表れている。部族自治権の行使による部族の存続という共通の目標に向かって邁進する過程で、部族の一員としてのアイデンティティが再認識されたという側面もあり、その意味において、部族の団結が強化されたとも言える。このように、部族自治権の追求は部族を分裂させると同時に団結させるという二つの相反する役割を果たしており、部族存続問題を複雑化させていることが、本論文で明らかになった。

定例総会のご案内

東京大学アメリカ科同窓会の第8回定例総会を下記のとおり開催いたします。

今年は第60期の卒業生を迎える記念すべき年に当たります。同期の方々をお誘いの上、是非ご出席下さいますようご案内申し上げます。

1. 日 時: 2012年5月25日(金)18時00分~19時15分
2. 場 所: 神田錦町 学士会館 203号室
3. 議 事: 1) 2011年度会務の報告
2) 2011年度決算、および2012年度予算の承認
3) 会長、副会長、監査の選出
4) その他
議事終了後、日本ハビタット協会の理事として東日本大震災の復興支援活動に携わってこられた伊木常昭氏(3期)が、「市民ネットワーク元年―災害に立ち向かう市民たちとNGO―」と題して講演をされます。
4. 懇親会: 19時15分より、懇親パーティーを行います。
5. 交 通: 地下鉄
① 神保町(半蔵門線、都営新宿線、都営三田線)
② 竹橋(東西線)
③ 新御茶ノ水(千代田線)
6. 出 欠: 4月30日までに下記事務局まで出欠をご連絡ください。
(これを機会に入会される方、大歓迎です)
  なお、会員で当日ご欠席の方は、下記金額を、5月31日までに、お振込み下さいますようお願いいたします。
1) 会員で、2011年度会費を納入済みの方は
2012年度会費として、
 2,000円
2) 会員で、2011年度会費を未納の方は、
2011年度、2012年度分を合わせて
計4,000円
  また、新たに入会される方で総会にご欠席の方は、下記金額を5月31日までに、お振込み下さいますようお願いいたします。
1) 入会金として、 3,000円  
2) 2012年度会費として、 2,000円      計5,000円
  振込先: みずほ銀行本店
口座番号:4016397(普通)
口座名: 東京大学アメリカ科同窓会
7. 本件に関するお問い合わせは下記宛にお願いいたします。
アメリカ科同窓会事務局:americaka@todai-alumni.jp

バックナンバー

会員の皆様に過去お配りした「同窓会だより」などを、以下に掲載します。

※このファイルを開くためにはパスワードの入力が必要です。
パスワードのお分かりにならない会員の方は、事務局までご照会ください。

配 布 年 月 タ イ ト ル フ ァ イ ル
2005年7月18日 お知らせ お知らせ
お知らせ
(202KB)
2005年8月 同窓会だより第1号 同窓会だより第1号
同窓会だより第1号
(1,072KB)
2005年8月 第1回定例総会講演レジメ
 久保田誠一氏
講演レジメ久保田氏
講演レジメ久保田氏
(192KB)
2008年1月 同窓会だより第2号 同窓会だより第2号
同窓会だより第2号
(975KB)
2008年8月 同窓会だより第3号 同窓会だより第3号
同窓会だより第3号
(970KB)
2008年8月 第4回定例総会講演録
 明石 康氏
お知らせ
講演録 明石氏
(1,440KB)
2009年10月 同窓会だより第4号 同窓会だより第4号
同窓会だより第4号
(1,147KB)
2009年10月 第5回定例総会講演要旨
 和久本芳彦氏
お知らせ
講演要旨和久本氏
(1,770KB)
2010年9月 同窓会だより第5号 同窓会だより第5号
同窓会だより第5号
(1,202KB)
2010年9月 第6回定例総会講演録
 野上義二氏
お知らせ
講演録 野上氏
(2,609KB)
2011年9月 第7回定例総会講演録
 土屋勝裕氏
お知らせ
講演録 土屋氏
(365KB)

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定例総会開催日に関するアンケート結果

従来から定例総会は金曜日の夕方に開催されておりますが、週末の方が出席しやすいとの意見も一部の方から出ておりました。そこで、何曜日開催なら一番出席率が高くなる可能性があるのかをアンケートによって調査しましたところ、結果は以下のとおりとなりました。

アンケートは住所不明の方15名を除いた会員全員(196名)に送付し、91名の方から回答がありました(回収率46%)。

回 答 内 容 集 計






金曜夕方 50
土曜午前 19
土曜午後 48
土曜夕方 38
日曜午前 17
日曜午後 33
日曜夕方 24

回答のあった方のうち、15名の方は体調や遠隔地居住の理由から、総会への出席が不可能とのことでしたが、その他の方は概ね都合が付けば出席可能との回答でした。

出席可能な曜日、時間帯を尋ねたところ(複数回答可)右表のような結果となりました。これによると金曜日夕方とする回答と土曜日の午後の早い時間帯とする回答が拮抗する結果となっています。

2012年の総会はすでに5月25日(金)開催に決まっていますが、2013年の開催日については、アンケート結果を踏まえ、十分協議の上次回定例総会に提案することと致します。

お忙しい中をアンケートにご協力をいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

(2011年12月 総務部)

ゴルフ・コンペ-小松健男さんが優勝

2011年10月30日、第10回アメリカ科同窓会ゴルフコンペが19名の参加を得て泉カントリー倶楽部で開催されました。終盤数ホールにかけて小雨に見舞われ、グリーンの球足変調に悩まされましたが、全員が完走でき、懇親会を含め、楽しい一日を過ごすことができました。

2期生の小松健男さんがネット69.8で堂々の優勝、準優勝は39期の岩下充志さん(71.8)、3位は20期の大山賢治さん(73.6)でありました。グランド・シニア・セクターから優勝者が出たのは本大会始まって以来のことであり、小松さんが老人パワーを見せつける形となりました。いつも上位の岩下さんは軽く流してこの成績というところでしょうか。初出場でも3位に入られた大山さんは名手との前評判を裏切らずあっぱれでした。

次の第11回大会は2012年5月27日に同じ泉カントリー倶楽部で開催の予定であります。次回は第1回から第10回までの歴代優勝者による「アメリカ科同窓会 中西会長杯」の取り切り戦も兼ねたコンペになります。木下紘一さん、池真之さん、石澤嘉裕さん、蓑原敬さん、高松正司さん、橋本安騎夫さん、河村一雄さん、小松健男さんの8名が資格者であります。そして、第11回からの優勝持ち回り杯は「アメリカ科同窓会 高橋会長杯」に変わります。

このゴルフ会は長幼の別なく腕前の上下に関係なくアメリカ科同窓生全員に開かれております。プレー後の懇親会ではちょっとした時事評論の開陳なども許されております。新入会員大歓迎です。


(ゴルフ委員会 一澤)

第1期生の消息

○ 同期生会開催

2011年11月7日(月)に、「渋谷ロゴスキー・東急プラザ店」で、同期生会を開催し、近藤一衛、坂弘二、鈴木正美、中西尚道、野中勝、矢野岳の6名が出席しました。久しぶりに顔を合わせる人もあり、はじめは、顔と名前が一致しない人もありましたが、話し合っているうちに、思い出が甦ってきたようです。

80歳を超えても、健在者10人中6人が元気に顔合わせができたことは幸せです。長年に亘って、四国八十八ヶ所霊場巡拝を繰り返す健康な坂君は別にして、身体のどこかに故障のある者が揃っているので、病気や健康管理のことに話題が集中します。われわれが教養学科に進学した時の審査が厳しかったこと、その関門を突破してきたことも、懐かしい思い出話になりました。その他、時間が十分にある人たちですから、古い資料を整理していて見つけたことや、ボケ防止のために行っている漢字や数字を使ったゲームなどが話題になりました。今年亡くなられた故井出義光君のことは、夫人からの手紙で、晩年の様子が詳しく伝えられ、この場で披露されました。

今回は、前回の会合から8年ぶりですが、今後は、できれば毎年このような会を催して顔合わせをしたいということで散会しました。


○ 個人の消息

有賀 貞:
種々病気を抱えているが、足が衰えないよう毎日散歩している。聖学院大学院生に対する非常勤の授業が今後続けられるかどうか。今、『現代国際関係式1945~ 2011』という本を書いている。

近藤 一衛:
最近は、長女の案内で、歌舞伎、クラシックコンサート、オペラ、旅行等を楽しみ、過去数十年に収集した資料の整理をしている。健康法は、バランスのとれた食事。膝関節部の故障で運動量の不足に苦しんでいる。

坂 弘二:
健康保持と佛道修業のため、四国八十八ヶ所霊場巡拝に精を出している。霊場公認先達に補され、お遍路さんの手助けもしている。今春、高野山で得度を受け、僧名「弘雲」を授かり、益々佛法にはまっている。

鈴木 正美:
毎朝の海軍体操と週1・2回の近所のプールでの水泳を健康法にしている。70歳で退職後は、悠々自適、"後世の為に"と云う積極的な意欲もなく、園芸、書道、茶道など、四季の花鳥風月を楽しんでいる。

中西 尚道:
今年に入つてから、階段の昇り降りや少し急いで歩いた時など、息苦しくなる症状が続いている。日常生活に支障はないが、進行すると危険なので要観察。酒は3年前から飲んでいない。昨年から杖を愛用している。

野中 勝:
幾つか病気を抱えている上に、歩行に問題有り。歩くと痛いけれども、歩かないと悪化の一途を辿るので、無理して、ゆっくりゆっくりと歩いている。昼間の会合なら、無理してでも出席する。

西山 巌:
持病を抱えながらも、男子の平均寿命を超え、驚いている。46歳の時、緊急ダブルバイパス手術で救われて以降、カテーテル手術を数回受け、20回以上の入院生活を乗り切っている。「健康法」は、毎夜の正座と呼吸法。

本間 長世:
持病を抱えているので、転倒しないよう気を遣って、家のまわりを散歩している。 日本人のアメリカ理解を深めるため、努力してきた。まだ十分な成果を上げることはできていないが、パイオニアスピリットは発揮したと思っている。

松井 ミサ:
疲れやすくなっているが、相変わらず卓球を楽しんでおり、パソコンやTVで英語の勉強をし、パズルで頭のサビを落としている。昨年82歳で急逝した姉の残した老犬との散歩が健康法。

矢野 岳:
運動はかなり積極的にやる。外出時には、上り坂のある道を好んで利用する。タバコは42歳から禁煙、酒は自宅では一切飲まない。頭・目・手の訓練のため、新しい分野の本を少しずつ読み続けている。

(2011年12月)

アメリカ科同窓会規約

同窓会規約、及び関連の規則は以下のとおりです。
(ファイルをクリックして開いて下さい)

  1. 1. 東京大学アメリカ科同窓会規約 (2004年6月22日制定)
    同窓会規約.pdf同窓会規約.pdf(147.1KB)


  1. 2. 会費規程 (2004年6月22日制定)
    会費規程.pdf会費規程.pdf(66.9KB)


  1. 3. 入退会等に関する細則 (2005年2月4日制定)
    入退会細則.pdf入退会細則.pdf(107.1KB)


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第7回定例総会が開催されました

  1. 1. 総会議事
総会議事

東京大学アメリカ科同窓会の第7回定例総会は、2011年5月27日(金)午後6時半から学士会館203号室において開催されました。高橋照美会長(6期)は冒頭の挨拶の中で、今般ホームページが開設されたことにより、会員はもとより、事情があって会員になっていないアメリカ科卒業生に対しても、同窓会の活動を知ってもらう手段ができたことの意義は大きいと述べられ、今後とも同窓会活動への一層の協力と支援を呼びかけられました。

続いて、山崎泰雄総務部長(15期)から2010年度の会務報告案について、菅春貴会計部長(25期)から2010年度決算案と2011年度予算案についてそれぞれ説明があり、いずれも全会一致で承認されました。

なお、第8回定例総会は、2012年5月25日(金)午後6時半から学士会館で行うことが決まりました。定例総会に関しては、週末の昼に開催したほうが出席者が増えるのではないかとの会員からのご意見もあるところから、今後さらに検討していくことと致します。


  1. 2. 講演会:「龍馬伝-大河ドラマ制作の裏話」
    講師:土屋勝裕氏(NHK名古屋放送局制作部チーフプロデューサー)
土屋勝裕さん
(土屋勝裕さん)

総会に引き続き、土屋勝裕氏(42期)による大河ドラマ「龍馬伝」の制作に係わる様々なお話-明るくも楽しい舞台裏の苦労話が披歴され、出席者一同、大変興味深く聴かせていただきました。

先ずは、歴史ドラマであっても、放映時の時代的背景と無縁のものではあり得ないという認識が披歴され、「平成の龍馬像」を設定するまでに、一冊の本が出来る程の資料を集め、第一回目の台本を17回も書き直すなどなどの試行錯誤を重ねたというお話には大変興味をそそられました。司馬遼太郎の「龍馬がゆく」をベースに、昭和の高度成長期を背景に国際社会の中に在っても活力に溢れていた「昭和の竜馬像」に対し、BRICsやアジア諸国の台頭の下に相対的地盤沈下を余儀なくされ、閉塞感・停滞感の中で守りの姿勢・安定志向を強めている社会に、「平成の龍馬像」をもってどのようなメッセージを発信して行くかということで、最後に辿り着いたのが「諦めない龍馬」だったということでした。

モーツアルトとその才能に嫉妬するサリエリを描いた「アマデゥス」にヒントを得て、龍馬と岩崎弥太郎を対峙さることにより、歴史の日の当たる路を明るく突き進んだ龍馬を描くだけでなく、より重層的な深みのある新しいドラマが仕立てあげられました。

講演会:「龍馬伝-大河ドラマ制作の裏話」

また、主演者の福山雅治さんが常に全力疾走しているイメージをもって、特に若い人達に、内に籠らずに外に向かって一歩踏み出そうというメッセージを伝えたかったという点でも、ドラマと現実の社会の係わりが感知されました。

その他にも、制作者として日頃から大切にしているドラマに必要な要素の披歴があって、ドラマを面白くするためには、人間的な「愛の再発見」という要素が不可欠であること、言葉で全部表現させずに余韻を残し、映像を通して視聴者に感じさせる喜びを与えること、音楽の重要性などなどが語られました。

最後に、質問に答えて、事実と虚構の関係への考察がなされ、事実のもつ多面性を認識することの重要性を踏まえた上で、「龍馬伝」の約2割が史実に裏打ちされたものであり、残りの8割位がイメージによって作られたものであろうかとの披歴がありました。

(文責:石澤嘉裕)


  1. 3. 懇親会
挨拶される高橋会長
(挨拶される高橋会長)

総会および講演会に続いて、懇親会が42名の出席を得て302号室で行われました。

高橋会長からオープニングスピーチがあり、本年は9名の卒業生があったが、東日本大震災の影響で、安田講堂での卒業式が中止になったのみならず、恒例のアメリカ科の卒業記念パーティも大幅に縮小されたことに鑑み、本同窓会の場で新会員になった新卒業生の皆さんをお祝いしたいとの挨拶がありました。

続いて、副会長の久保田氏が、本同窓会が停滞することなく、出来れば100名くらいの出席を頂けるように、今年出席された新入会員の一人ひとりが、来年は2~3名の新しい出席者を連れてきて頂くように、そして、会に新風を吹き込んで頂けるようにとの要望とともに乾杯の音頭を取られました。

歓談の後、アメリカ科主任教授の遠藤泰生氏(27期)から、出席した新卒業生3名-竹内聡志氏・長尾有希子氏・吉田慧氏の紹介と、各卒業生から挨拶がありました。

最後に、周年幹事にあたる卒業50周年を迎えた9期卒業生を代表して川合修平氏、同じく20周年目の39期岩下充志氏から、同期生の近況報告を含む挨拶があって、21時頃をもって散会となりました。


59期度卒業生一覧(敬称略・*会員)

新卒業生の紹介
(新卒業生の紹介)

板井亜美    ファディア株式会社
梅津翔太    ローランド・ベルガー
清宮涼     朝日新聞社
相良欽庸    住友生命保険相互会社
竹内聡志  * 東京都庁
谷原英利  * 伊藤忠商事
長尾有希子 * 三菱商事
原田卓哉  * (非公開)
吉田慧   * 東京大学農学生命科学
        研究科農学国際専攻


東京大学アメリカ科同窓会

アメリカ科同窓会会長 高橋照美 「東京大学アメリカ科同窓会」は2004年5月に設立されました。東京大学教養学部アメリカ地域文化研究分科(旧教養学科アメリカ科)の卒業生、教員、駒場キャンパスでアメリカ研究に携わった大学院修了者の皆様に入会資格があり、その対象者は約600名にのぼります。

この同窓会は1953年卒業の第1期生から最近の卒業生(現時点では2011年卒業の第59期生)に至るアメリカ科卒業生及び関係者の間の幅広い交流と親睦を主な目的とし、豊かなネットワークを広げていくとともに現在の駒場のアメリカ地域文化研究分科の発展に資することを目指しています。

同窓会の主な活動は年1回の総会(毎年5月末に都内で開催)、講演会、卒業生名簿の管理と配布、アメリカ科同窓会会報の発行、年2回の懇親ゴルフ会などです。また、2010年5月よりアメリカ科地域文化研究分科の在学生に対する奨学金制度を発足させ、アメリカ分科最優秀卒業論文賞を授与するなどの活動を行っています。

なお、アメリカ科同窓会は東京大学の卒業生、在学生及び教職員の会である「赤門学友会」に同窓会団体会員として加盟登録していますが、2011年4月より赤門学友会の「ウエブ環境提供サービス」を利用してアメリカ科同窓会のホームページを開設しました。同窓会と会員がコミュニケーションを緊密に行うよう努めてまいります。

同窓会にご関心のある方、入会ご希望の方は同窓会ホームページを通じて是非ご連絡下さい。

アメリカ科同窓会会長 高橋 照美